もっと快適な暮らしを求めて
住み慣れた家をフルリノベーション
2020年9月に竣工したこちらのお家は、持ち家の平屋をフルリノベーションし、新たなスタートを切りました。外観は、お家のはじまりに相応しいイメージの真っ白な外観を採用しました。
工事は、既存住宅の基礎を再活用し、骨組みも使える躯体だけを残しました。既存住宅の部分をそのまま使用できると、解体費+新設費の節約にも繋がります。
住宅の寒さ・暑さの1番原因となる窓は、全て樹脂サッシのペアガラス窓に新設しました。断熱材も総入れ替えして「天井:ロックウール400mm」「壁:ロックウール105mm+フェノールフォーム30mm」「床:グラスウール150mm」の施工をして、断熱性能を高めました。玄関ドアのガラスも寒さの原因となるため、より断熱性能を高めるためにガラスなしの玄関ドアを採用しました。
既存の基礎を再活用するので大きな間取り変更はせずに、元々の間取りを活かしました。キッチンは、壁で仕切られた独立型だったので、対面式に変更してリビング・ダイニングと一体化した開放的なLDKの空間をつくりました。親しみやすいナチュラルな色合いの室内デザインで、所々アクセントクロスで遊び心を取りいれました。
LDKに隣接した2つの和室は、畳をフローリングへ変更し、使用しやすいクローゼット収納をつくり洋室へと変わりました。また、中間の壁を無くして間仕切り戸を利用して2つの部屋を繋げました。扉を開けると広く開放的に使用することができ、扉を閉めると個室として客間として使用することができ、様々な用途に対応して使用することができます。
トイレは、タンクレス仕様に新設したので、スッキリとした見た目になりました。また、腰の高さまでツルツルのキッチンパネルを壁に貼り、お掃除がしやすいようになりました。全面の壁には、イエロークロスを採用して明るい雰囲気の空間になりました。