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陽を継ぐ家 ー Report1|網走市で新築現場がスタートしたので、基礎工事までの現場の流れをご紹介します!



こんにちはー!


網走市で新しく新築住宅の現場が始まりました♬

今回の住宅はL字型42坪の平屋になります。

間取りは、リビングダイニングが吹き抜けとなっていて、開放的な空間です。

裏玄関の土間がリビングまでひと続きとなり、そこから庭へ出入りできるように大開口サッシも考えました。開放感のあるリビングを中心に過ごせるようになっています。


住宅仕様は、「4倍断熱の家」の高性能住宅仕様。

壁厚400mmという厚さで、充填断熱90mm+外断熱310mmという付加断熱の家になります。、また、サッシ(樹脂窓)は、トリプルガラスを採用していて、玄関ドアは高断熱仕様を標準装備としています。

今回は、建物にプラスして、”太陽光発電のシステム”を導入します。

現在、光輝建設では、太陽光発電の住宅に力を入れていますので、現場の様子をこちらのブログでもご紹介していきたいと思います。

外観のイメージパース


それでは、新築住宅工事で基礎工事が始まるまでの流れを実際の現場と合わせてご紹介していきます。


▢ 地質調査

光輝建設では、新築工事の場合は必ず地質調査を行うことをおすすめしています。

これは、土地に対して実際に建物を建てる位置の地質の状態を調べてもらうことです。

地質を調べることで、強い地盤なのか弱い地盤なのかが分かるので、住宅を建てる際に地震に強い地盤づくりを行うことができるようになります。

調査は、専門の業者さんに依頼をして判定を出してもらいます。

強い地盤の場合は、「改良はせずにこの土地の状態で建物を建てていいよ」という判定が出ます。

弱い地盤の場合は、「地盤強化するために硬い層まで杭を打ち込む必要があるよ」などの判定が出ます。

判定結果の指示に従って杭が必要な場合は、杭打ち工事を行います。

杭は、地盤強化を補う基礎工事の一種のようなもので、建物を安全に支えてくれます。

今回の住宅も地質調査を行いまして、判定は安定した地盤であると推察されるので、直接基礎による施工がが可能な地盤という考察がでました。

なので、こちらの住宅では、杭打ち工事なしでそのまま基礎工事を行う事ができます!



▢ 地鎮祭

地鎮祭は、神主さんを招きその土地の神様に土地に建物を建てることを承諾してもらう事と工事の安全と無事に完成することを祈願する儀式になります。

祭壇に飾るお供え物は、地域によって異なります。

網走市で行う場合に用意して頂くものは、

・海の幸(尾頭付きの魚)

・野の幸(大根、人参、ゴボウ、ナス)

・山の幸(みかん)

・その他(米・水・塩・酒)

そして、地鎮祭の内容は、神主さんがお祈りの言葉を読み上げたり、敷地内の四隅に塩や酒で祓い清めたり、玉串を祭壇に捧げて自分達もお祈りの言葉を捧げていき、1時間半程度の儀式を終えます。

地鎮祭を行う場合は、必ず工事前に行いますので、地鎮祭が終われば工事着手してOKです。



▢ 着工(やり方)

まず、根堀り工事をするために遣り方という高さと位置を出す作業を行います。木杭を打ち込み木杭に基本となる高さをレベルという機械で出して水平に木材を取付を行います。

土地に対してどの位置に建物を建てるのか図面通りに位置を出してあげます。

写真は基礎工事を行うときに掘削する範囲を石灰でライン引きしている状況です。根堀りをするときには、ユンボ(油圧ショベル)に地面を掘り起こしてもらうので、運転手さんが見てもわかりやすいですね。



▢ 根堀り工事

先ほど掘って欲しい範囲は印を付けたので見て分かりますが、深さは印を付けられないし数字で言われても難しいですよね。

なので、オートレベルという計測器を使って、掘りながら高低差を測定していきます。

写真の大工さんが持っている木棒に受信機が付いていて、基準の高さからどれくらいアップダウンしているのか数値が出ます。オートで出来るのは、便利な時代になったそうです。以前はレベルを見る人と高さを見る人の二人で高さを見ていきましたが、今は一人で作業ができて、しかも高低差まですぐわかります。

今回は、GL(地面)から600mmの深さを掘りたいので、深さ600mmになったら、運転手さんがわかるように赤スプレーで丸印をして知らせながら作業を行っていき深さを決めていきます。

ちなみに、余談ですが、、、

掘り起こす前の土は密度が高い状態ですが、掘り起こしてダンプに入れる時には、土がほぐれて30%程度の空気が含まれて、量が増えるのだそうです!なので、掘り起こす量と掘り起こした後の量には差があるので、積算する時にはそこも含めて計算するみたいです!!



次は、砕石を敷いていくのですが、

その前に、、、

地鎮祭の時にお清めしてもらった鎮め物を建物の中心に埋めていきます。

工事の安全祈願をしたお守りなので、土の中に静かに鎮めておきます。

だれも怪我すること無く、良い住宅が完成しますように。


砕石を敷くのは、地盤強固をして建物の重さに耐えられるようにする目的があります。

砕石の量も決まっていて、高さ150mmを敷き詰めていきます。

そして、タイピングランマーと呼ばれる転圧する機械で締固めていきます。

ここまでで根堀り工事は完了となります!



▢ 基礎工事

まず、防湿シートを敷いて基礎の土間部分となる枠付けを行います。

この枠付けで建物の位置が確定されるので、簡単そうに見えて実は繊細な作業になります。

水平・垂直を見ながら丁寧に枠を取り付けていきます。

枠の取付けが出来たら、鉄筋を組んでいきます。

平屋は、基礎面積が大きくなるので、おのずと鉄筋の量も多いですね!

土間筋と縦筋の組み立てが完了したら、土間コンクリの打設を行います。

総土間仕上げになるので、左官屋さんに均してもらいながら一発で仕上げてもらいます。

同時に大工さんは、バイブレーターを使ってコンクリート中に空気が入らないようにしていきます。

続いて、基礎の立ち上がり部分の布基礎を作るために、型枠の施工を行っていきます。

当社では、外側に発泡スチロールで作られた断熱型枠を採用しています。

外廻りの基礎は外気の影響を受けやすくなるので、1年を通して外気との熱伝導をさせないために使用しています。

型枠内に直接打設していき、解体をする必要がないので手間も省けます。

内廻りは、外気の影響を直接受けないので、一般的なコンクリートパネルの型枠を使用しています。

現在の現場の進行状況と基礎工事の流れはこんな感じになります。

来週に布基礎の打設を行っていきますので、また工事が進みましたら状況を更新していきたいと思います!



現在、太陽光発電の住宅を建ててくれるパートナーズオーナー様を募集しています!

ご興味ある方は、ぜひこちらも見てもらえると嬉しいです!

何卒、よろしくお願いします!!



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最後まで読んで頂きありがとうございました☺

みなさんの家づくりのお手伝いになると嬉しいです!

寒くない家を建てたいなら、これに決めよ!

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